カラーの明るさとは。

カラーについて勘違いされてる方が非常に多いので、

ぜひ最後までお願いします。


ぱっと見、明るく見えるか見えないかは、ただの視認性によるもので、

実際の明るさだけの影響ではありません。


SNSなどで画像加工される方はわかりやすと思いますが、

「明るさ」と「彩度」は別物です。

ヘアカラーでも同じです。


例えば、


「暗いアッシュグレーで透明感がある色」は、

「暗い」ではなくただ彩度が「濃い」んです。

明るくて濃い色なんです。


透明度って字のごとく明るさの度合いなので、

「透明感」があるということは「明るさ」があるということです。


日本人の髪でいうと、

「茶色っぽさ」のない色はだいたい明るい色だと思って下さい。


あとは色の視認性が関係してきます。

赤やオレンジ、黄色っていう色は視認性が高いので目につきます。

看板などでよく使われるのはそのためです。


赤に黄色の縁取りした文字とかすごく目立ちます。

逆に青に紫で縁取りした文字はどうでしょう?

全然目立たないと思います。


そのように明るさは同じでも色によって印象は全然違います。

さらにそこに色の濃さ(彩度)も関係してきます。


つまり暗く見えるから暗い、明るく見えるから明るいのではなく、

明るさは同じでも色味や濃さで印象が違うという事です。


よろしくお願いします。

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